有限会社栗栖工業の一級技能士に「グッドスキルマーク」認定 ~ 厚生労働省が、技能を駆使した付加価値の高い製品等を認定 ~

有限会社栗栖工業の一級技能士に「グッドスキルマーク」認定   ~ 厚生労働省が、技能を駆使した付加価値の高い製品等を認定 ~

有限会社栗栖工業(本社:山口県宇部市船木1236番地、以下 当社)は、令和3(2021)330日に厚生労働省より発表された、令和2年度「グッドスキルマーク」認定製品において、一級技能士達が施行した五つの施工事例について「グッドスキルマーク」が認定されました。

 

厚生労働省は、このたび、令和2年度の「グッドスキルマーク」として113件の製品等※1を認定しました。この認定により、これらの製品等に「グッドスキルマーク」のロゴ表示が認められるとともに、これらの製品等の製作に携わる一級技能士など205人に「グッドスキルマーク認定証」が交付※2されます。

 

 グッドスキルマークとは、一級技能士等※3がその技能を駆使した付加価値の高い製品等であることを示すためのマークです。平成29年度から実施しているこの制度は※4、直接、国内外の消費者に対してアピールし、ものづくり日本の再興と熟練技能の継承を図ることを目的としたもので、申請された製品等について、外部有識者等の委員によって構成されたグッドスキルマーク審査委員会が審査し、認定しています。

厚生労働証の報道発表

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_17656.html

 

技のとびら

https://waza.mhlw.go.jp/info/2021/0330-post-52.html

 

令和2年度グッドスキルマーク認定製品等一覧

https://www.mhlw.go.jp/content/11806001/000759496.pdf

 

 

■技能検定に積極的に取り組んでいる理由

山口県では、毎年実施される「とび技能検定」の受験者数は増加傾向に有り、20代の一級技能士が次々と誕生しています。県内では、公共工事においての技能士常駐制度を重視して、多くの技能士が活躍できる環境を創造していますので、工事を受注する事業者は、とび技能士を確保する為に優良なとび職種の専門工事業者を検索したり、とび技能士を自社で育てるなど、公共工事に対しての品質確保を行う必要が有ります。しかしながら、全国的に少子高齢化が叫ばれる中、建設業界では技能者不足が顕著になっています。

当社でも、若年技能者の確保育成に力を入れて取り組んでいますが、年間5名程度の確保がやっとです。専門工事業者として、現場を任せられる技術と技能を兼ね備えた若手の育成、担い手確保が最優先課題であり、全社員が多様かつ高度な技能を習得できる職場環境の確立と、とび技能士の働き方改革を遂行する事も急がれています。現代にあわせた、とび技能士の在り方を求めながら、若年者の確保、技能士の育成に尽力する事が、自社だけでなく業界全体の維持存続へつながると信じて、積極的に取り組んでおります。

 

当社には、50名近い「とび一級技能士」が所属しており毎年多くの技能士が育っています。また、資材センターを技能検定実技試験会場として提供するなどの協力も行っております。高度な技能を持つ職人が多く所属していることで、若手の初心者でも高度技能の習得やキャリアアップがしやすい環境といえます。