㈱クリス・コーポレーション 河内博が、ものづくりマイスターに認定! ~山口県職業能力開発促進大会にて、認定証を授与~

山口県マイスターの河内博が、ものづくりマイスターに認定!

~山口県職業能力開発促進大会にて、認定証を授与~

令和元年1015日、株式会社クリス・コーポレーション(本社:山口県宇部市、以下 当社)の社員、河内博(こうちひろし65)が厚生労働省ものづくりマイスター とび職種に認定されました。

これは、2018(平成30)1113日に河内博(当時64)が、とび職種の山口マイスターに認定され、2019(令和元年)76日に実施された、令和元年度 山口県技能検定試験 とび職種 実技試験の検定委員にも選ばれるなど、高度な技能を有して技能者の育成に貢献している事が認められたと、認識しております。

山口マイスター認定者:http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/press/201811/042064_f5.pdf

山口県技能検定試験 とび職種 実技試験の様子:https://t.co/N1nqx1uH3P?amp=1

 

当社では、足場仮設資材のリース業務を主軸にしておりますが、足場仮設工事の施工を請負っている事から、鳶職としての技能について関連企業から学び取り、一人々の社員が多様かつ高度な技能を習得できるよう全面的にサポートしております。この度のマイスター認定は、若手の人材育成に対する取組について、県内での評価が高まったものであると自負しており、関係各位に対して深く感謝しております。

会社URL  : http://www.kurisu-c.co.jp/

 

関連企業URL http://www.kurisu-k.co.jp/

■『ものづくりマイスター制度』について

ものづくりマイスター制度とは、厚生労働省のHPによると「若者のものづくり離れ、技能離れが進み、産業の基礎となる高度な技能を有する技能者の育成が課題となっています。 このような中、厚生労働省では、若年技能者の技能の向上、技能振興機運の醸成等を図ることを目的とした「若年技能者人材育成支援等事業」を平成25年度から開始しました。この事業は、建設業と製造業が対象で優れた技能と経験を持つ「ものづくりマイスター」が、中小企業や教育訓練機関の若年者に対して実技指導を行い、効果的な技能の継承や後継者の育成を行う事業を柱としています。また、小中学校等での講義や「ものづくり体験教室」等により、ものづくりの魅力を発信しています。」と説明されています。

https://www.monozukuri-meister.javada.or.jp/mm/mm/contents/home/

 

中央職業能力開発協会の発表によると、中央技能振興センター(中央職業能力開発協会)は厚生労働省から委託を受け、平成25年度から「厚生労働省ものづくりマイスター」を認定しており、令和元年度 第3回ものづくりマイスターの認定について、全国から109名を認定した。ものづくりマイスターは、高度な技能をもち、若年技能者への指導等により効果的な技能の継承や後継者の育成を行う技能者(職人)であり、これまで112職種の内106職種について延べ12,641名が認定を受けています。

令和元年度 第3回のものづくりマイスターの認定状況は次のとおりです。

https://www.monozukuri-meister.javada.or.jp/mm/export/sites/default/contents/.content/gallery-download/2019/2019MM/R1-3-MM-1.pdf

 

◆ものづくりマイスターの指導を受けるには

最寄りの地域技能振興コーナー

https://www.monozukuri-meister.javada.or.jp/mm/mm/contents/corner/)にご相談ください。

ものづくりマイスターの派遣を始め、若年技能者の人材育成に係る相談・援助等を行っています。原則として、費用はかかりません。

 

(ただし、規定の範囲内。大企業は経費負担があります。)

■認定者(河内博)について

河内博の略歴

1975(昭和50)11月 玉掛技能講習を修了

1978(昭和53) 9月 はい作業主任者技能講習を修了

1985(昭和60) 8月 足場の組立等作業主任者技能講習を修了

1995(平成 7)11月 職長・安全衛生責任者教育を修了

2009(平成21) 4月 高所作業車技能講習を修了

2009(平成21) 7月 小型移動式クレーン技能講習を修了

2010(平成22)11月 中途採用で当社へ入社

2013(平成25)10月 とび一級技能検定に合格

2014(平成26) 2月 建築物等の鉄骨組立等作業主任者技能講習を修了

2016(平成28) 5月 山口県鳶工業連合会 優良職長表彰を受賞

2017(平成29) 2月 登録鳶・土工基幹技能者講習を修了

2018(平成30)11月 山口マイスターに認定

2019(令和元年)7月 技能検定試験 とび職種 実技試験の検定委員を委嘱

現在に至る

  

河内博(64)は、同業他社からの転職で、一般住宅の建設工事には精通していましたので、入社直後からプラント足場の施工や吊り足場の施工にも従事でき、職長としての職務も任せられる貴重な存在です。59歳となった平成25年には、高齢者には合格が難しいと言われながらも、とび一級技能検定を受検して見事に合格し高齢者での合格の可能性を実証、その功績を認められ平成28年には山口県鳶工業連合会 優良職長表彰を授与されました。平成29年には登録 鳶・土工基幹技能者講習を修了するなど、63歳にして資格取得に対する意欲は衰えることなく、中高年者への良い刺激であり模範として評価は高まりました。そして平成30年には山口マイスター認定を受け、更に技能検定実技試験 検定委員の委嘱を受けるなど、様々な功績がこの度の「厚生労働省ものづくりマイスター」認定へとつながったと思います。

 

■技能士の育成に積極的に取り組んでいる理由

少子高齢化が叫ばれる中、全職種で技能者不足が顕著になっています。若年技能者の育成に力を入れる企業は沢山あると思いますが、当社では高齢者の人材育成にも取り組んでいます。山口県では、公共工事においての技能士常駐制度を重視して、多くの技能士が活躍できる環境を創造していますので、工事を受注する事業者は技能士を確保する為に専門工事業者を探したり、技能士を育てる事で公共工事の品質確保を行う事となりますので、現場を任せられる技術と技能を兼ね備えた高齢者の育成も担い手確保の手段として有効な方法と云えます。

当社では、全社員が多様かつ高度な技能を習得できる人材育成の一環として、技能検定や技能五輪に対して全面的に支援しています。

 

 ■会社の取組みについて

当社は、山口県内の特定事業者向けの仮設資材のリースを手掛け、「命を守る技術」を提供できる企業を目指して、平成26年1月に設立された会社です。とび職人の伝統技能と最新技術の融合を図り、次世代足場「ファステック」を活用する事で、これまで以上の安心・安全な足場環境を実現しました。これからも、命を守る技術を提供する企業として、日々精進して参ります。

そして、山口県から世界へ「命を守る技術」を発信する企業として成長していきたいと考えております。