㈲栗栖工業 大海怜央が、技能五輪全国大会2017にて見事「銀賞」を受賞!技能五輪全国大会連続出場! 6年連続入賞を達成!
有限会社栗栖工業(本社:山口県山陽小野田市、以下 当社)は、2017年11月24日~27日に開催された【第55回技能五輪全国大会(栃木県)とび職種】に於きまして、当社社員の大海怜央(たいかいれお23歳)が出場し、見事「銀賞」を獲得しました。これにより当社は6年連続入賞を達成することとなり、これは同時に技能五輪全国大会とび職種競技の山口県の連続入賞記録でもあります。
当社では、鳶職としての伝統文化から最新技術に至るまで、社員が多様かつ高度な技能を習得できるよう全面的にサポートしており、このような大会へ積極的に参加することで、若手の人材育成に貢献できればと考えております。
会社URL : http://www.kurisu-k.co.jp/
関連企業URL: http://www.kurisu-c.co.jp/
■『技能五輪全国大会』について
技能五輪全国大会は、青年技能者の技能レベルの日本一を競う技能競技大会であって、その目的は、次代を担う青年技能者に努力目標を与えるとともに、大会開催地域の若年者に優れた技能を身近にふれる機会を提供するなど、技能の重要性、必要性をアピールし、技能尊重機運の醸成を図ることにおかれています。
全国大会の出場選手は、各都道府県職業能力開発協会等を通じて選抜された者(原則23才以下)としています。詳しくは中央職業能力開発協会HPにて御確認下さい。http://www.javada.or.jp/jigyou/gino/zenkoku/index.html
■『これまでの当社の大会成績』について
当社では、若手社員の人材育成の一環として各種技能大会への出場を、全面的に支援しています。
・2012年 技能五輪全国大会(長野県)とび職種競技にて、宮本凌(当時19才)が銀賞を受賞
http://www.javada.or.jp/jigyou/gino/zenkoku/n_50/50th_nyusho_ichiran.pdf
・2013年 山口県技能競技大会(※1)とび職種にて、槇秀太(当時24才)が最優秀県知事表彰(金賞)を受賞
・2013年 技能五輪全国大会(中央大会)とび職種競技にて、河野隆也(当時22才)が銀賞を受賞
http://www.javada.or.jp/jigyou/gino/zenkoku/n_51/51th_nyusho_ichiran.pdf
・2014年 山口県技能競技大会とび職種にて、佐々木辰也(当時23才)が最優秀県知事表彰(金賞)を受賞
・2014年 技能五輪全国大会(愛知県) とび職種競技にて、佐々木辰也(当時23才)が銅賞を受賞
http://www.javada.or.jp/jigyou/gino/zenkoku/n_52/52_nyusho_ichiran_20150129.pdf
・2015年 技能五輪全国大会(中央大会)とび職種競技にて、濱村宏伸(当時21才)が銅賞を受賞
http://www.javada.or.jp/jigyou/gino/zenkoku/n_53/53_nyuushousya.pdf
・2016年 技能五輪全国大会(山形県)とび職種競技にて、大海怜央(当時22才)が敢闘賞を受賞
http://www.javada.or.jp/jigyou/gino/zenkoku/n_54/54_nyuushousya_2016541024.pdf
・2017年 技能五輪全国大会(栃木県)とび職種競技にて、大海怜央(23歳)が銀賞を受賞http://www.javada.or.jp/jigyou/gino/zenkoku/n_55/55_nyuushousya_5520171127.pdf
これにより、当社は連続受賞記録を更新することができました。
(※1)「山口県技能競技大会」は、大会を通じて県内の若い技能者が競いあうことで、技能レベルの向上を図ると同時に県民に広く技能の重要性をアピールし、若者に技能の道を示す契機作りとする目的で開催されました。(現在は開催されていません)
■栗栖工業が積極的に取り組んでいる理由
当社では、次世代の担い手確保の一環として、若年層の新規雇用とその育成に力を入れております。これまでに、山口県内では最多の所属数を誇る36名のとび一級技能士が育っています。
23歳までの若手社員は、二級技能検定を受検する際に同時に技能五輪全国大会へ参加申請を行います。技能競技大会などが開催されるときは積極的に参加しています。
高度な技能を持つ職人が多く所属していることで、若手の初心者でも高度技能の習得やキャリアアップがしやすい環境といえます。
<技能者数>
・とび一級技能士…36名(山口県内では最多の所属数)
・とび二級技能士…17名
・登録・鳶土工基幹技能者…13名(山口県内では最多の所属数)
・仮設安全監理者…53名(西日本では最多の所属数)
・国土交通大臣顕彰 建設マスター…1名
・厚生労働大臣顕彰 安全マスター…1名
・山口県優秀技能者…2名
・全技連マイスター…1名
・ものづくりマイスター…1名
・山口県とびマイスター…2名
※社員57名、常駐職人30名、協力業者18社・80名。
※リリース内に記載している所属数のカウントは、全て2017年11月末日時点(当社調べ)
また、厚生労働省山口労働局から「若者応援企業(※2)」として認定を受けており、とび技能士検定や作業主任者技能講習等、各種検定取得・講習受講のためのサポート体制が整っています。
更に、ものづくりに関して優れた技能、経験を有する「とび科職業訓練指導員」や「山口マイスター」、「ものづくりマイスター」が在籍し、若年技能者への実践的な実技指導も行っています。知識&実践の両面から若手の育成に取り組むことで、とび工事の現場で活躍できる人材育成が可能となっています。
(※2)厚生労働省山口労働局が認定する制度で、一定の労務管理体制が整備されており若者(35歳未満)の採用・育成に積極的な企業。
■受賞者(大海怜央)ついて/受賞者コメント
大海怜央の略歴
・H23年2月 中途採用で入社
・H24年3月 山口市にある「精華学園高等学校」(通信教育課程)を卒業https://www.seikagakuen.ac.jp/
・H28年9月 職長・安全衛生責任者教育を修了
・H29年3月 足場の組立等作業主任者技能講習を修了
・H28年11月 第54回技能五輪全国(山形県)大会とび職種部門にて、敢闘賞を受賞
現在に至る
大海怜央コメント
昨年の成績に納得がいかなかったので、この大会への出場を懇願していました。出場が決まって以来、とにかく練習するしかないので、本業が終われば練習に没頭していました。何が何でも金賞受賞で連続入賞記録を更新したいと思っていましたので、銀メダルを頂けた時は感無量、腹のそこから声が出ました。
今回の受賞は、自分の技量が評価されただけで無く、先輩達が頂いている「技能検定優秀者表彰」を狙えるチャンスとして頑張りたいと思います。社内には大勢の先輩が居て身近に接することで自分が磨ける「絶好の環境」と思っていますので、これからも頑張っていきたいです。
■会社の取り組みについて
当社では、江戸時代から続く『火消鳶の伝統文化の継承事業』を行っています。古き良き伝統を、途切れることなく次世代に引き継ぐため、年に数回、県主催の公式行事や地域行事に参加して、火消鳶伝統の技(鳶木遣り、纏のふりこみ、梯子乗り)を披露しています。一般の方にも、鳶職の伝統文化に慣れ親しんでいただければと考えています。
また、当社は鳶(とび)工事のエキスパートとして、山口県内外で事業を展開する中で働きやすい環境づくりや、高度な技術を持つとび職人の育成、新卒者の採用や若年者の雇用と次世代の担い手確保・育成に努めてまいりました。お蔭様で、山口県内唯一の「橋梁架設鳶工」としても認知されるようになりました。これからも、とび職の地位向上と職場改善に取り組み、安全日本一の職人集団を達成させ維持継続していきたいと思います。
■会社概要
会 社 名: 有限会社栗栖工業
所 在 地: 〒756-0824 山口県山陽小野田市中央三丁目7-13
創 業: 1985年(昭和60年)9月3日
資 本 金: 3,000,000円
事業内容: とび工事全般、足場仮設工事、橋梁架設工事